アメリカ競馬を語るうえで絶対に注目しなければいけないのが、サイテーションでしょう。
サイテーションの父はBull Lea、母はHydroplaneという血統です。
ケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントSを勝ち3冠馬になっています。
その後も数多くのレースに出走して優勝を重ねて世界で初めて獲得賞金が100万ドルを超えた馬でもあります。(この記録はずっと残りますね)

通算の成績は45戦32勝でレコード勝ちを何度も記録していますし、大差勝ちを収めているレースもいくつもあります。
騎乗していた騎手は様々ですが、3冠レースではE.アーキャロ騎手が乗っていました。
しかしS.ブルックスやA.スナイダーなども騎乗していたのも印象的です。

競走生活を終えたサイテーションは種牡馬入りを果たしたわけですが、当然のことながらかなりの注目度合でしょう。
殿堂入りを果たしているシルヴァースプーンやプリークネスS勝ち馬のファビウスを出してはいますが、史上初の100万ドルホースにしては期待はずれだったかもしれません。

ですがサイテーションがアメリカの競馬関係者やファンに与えた影響はとても大きいですし、これからも彼の偉業はたたえられ続けるはずです。