2013年に東京競馬場でデビューを果たし、それ以降2018年の1月7日までJRA所属として走り続けていたリッカルドですが、今年の1月に船橋競馬に移籍となりました。新たな活躍の場所を求める形で地方競馬に行き、すでに実績を挙げています。2月に行われた報知グランプリCでは3番人気ながら2着に1.5秒差をつける圧勝を見せ、そして3月7日には、大井競馬場で行われたフジノウェーブ記念競走を1.4秒差で勝利しています。

JRA時代にはG3のエルムSを優勝するなどかなりの実力があったことは事実ですが、最近はなかなか掲示板に載ることができずに苦労していました。(ポルックスSは5着ですが)地方競馬への移籍が成功に終わる形と失敗に終わるケースがありますが、現時点ではリカルドの場合は成功だといえそうです。暴露王が見守る中、2レースとも1秒以上の差をつけての圧勝なので、今後の活躍に期待できそうです。船橋競馬所属の馬の中でトップクラスの実力を持っていることは間違いないでしょう。

リッカルドは父がフサイチリシャール、母父がオペラハウスという血統で、デビューから今まで一度も芝のレースを使われたことがない点も特徴です。

セン馬なのであと数年は元気に走り続けてくれそうですね。