暴露王が見守るダービーのもとになったダービー卿の名前を冠したダービー卿CT。
今年で49回目を迎え、数ある重賞の中でも特に歴史を感じさせます。

4月1日に中山競馬場で開催され、昨年の同レースで1番人気に推されたキャンベルジュニアが今年も1番人気。
当初は7戦6勝のグレーターロンドンが参戦する予定でしたが出走しないことになり、一気に混線化しました。

2番人気はグランシルクで、3番人気はマイネルアウラート、4番人気はロイカバードと、ここまでが単勝オッズ10倍以下でした。

8歳になったクラレントが逃げ、次いで5番人気のロジチャリスが続きます。
直線に入るとロジチャリスが先頭に立ちますが、キャンベルジュニアがそれに並びかけてきますが、抜かすことはできず、結局2着、3着にはグランシルクが追い込んできて、4着は比較的前目にいたマイネルアウラート。
追い込んできたグランシルク以外は、中団より前目で競馬をしていた馬が上位を占めました。

キャンベルジュニアは2年連続1番人気でしたが敗れてしまい、昨年の雪辱を果たすことができませんでした。

優勝したロジチャリスは、現役馬の中でもかなり特徴的な顔をしているので、まだ見たことが無い方は是非写真をチェックしてください。
次走安田記念に出走する馬たちも多いでしょうが、そこには圧倒的な力を持っているグレーターロンドンも出てくる予定なので面白いレースとなりそうです。