4月30日に京都競馬場で開催された天皇賞春。
1番人気は前走大阪杯を勝ったキタサンブラック、僅差の2番人気は有馬記念でキタサンブラックを破ったサトノダイヤモンド。
3番人気はかなり離れてシャケトラの9.9倍、4番人気のシュヴァルグランは12倍、5番人気のゴールドアクターは20倍を超えるオッズでした。
2強ムードでしたが枠順発表後にはキタサンブラック優位と見る動きも強まりました。

いざスタートするとヤマカツライデンが大逃げをする展開で、2番手にはキタサンブラック、そしてアドマイヤデウス、ワンアンドオンリーなどと続きます。

4コーナーをまわって最後の直線に向く頃にはキタサンブラックのセーフティリードがかなりありましたが、シュヴァルグランとサトノダイヤモンド、アドマイヤデウスも襲い掛かってきますが、結局2着のシュヴァルグランに1馬身4分の1差をつけて完勝。

暴露王が見守る中、サトノダイヤモンドは3着でしたが、宝塚記念で戦うことになった場合は、距離も展開も何もかも異なるので、今度はどちらが先着するかわかりません。

キタサンブラックに騎乗していた武豊騎手はこれで天皇賞8勝目。まさに平成の盾男です。
凱旋門賞に挑戦するようですし、今年は最高の成績を収めていますね。