競馬の祭典とも言われるダービー。中央競馬においては東京優駿（日本ダービー）という名称で行われ、今年で第92回目を迎えます。
有力馬にまず挙げられるのは、皐月賞で圧倒的人気のクロワジェノールを破って勝利したミュージアムマイルでしょう。向正面で不利がありながらクロワデュノールに1馬身半差をつけているのは驚きです。
父はリオンディーズなので距離が…という声も聞かれますが、リオンディーズ産駒には長距離の天皇賞春などを制したテーオーロイヤルなどもいます。
そして忘れてはいけないのはクロワデュノールですね。皐月賞では敗れましたが、デビュー戦からホープフルSまで無敗ですし、東京コースを経験している強みもあります。キタサンブラック産駒といえばイクイノックスが連想されますが、彼を超えるような馬になるためにも、是非とも勝っておきたいレースです。
ホープフルSの11着を除く全レースで馬券圏内に入っているマスカレードボールも有力馬です。デビュー戦ではマイネルチケットを、2戦目のアイビーSではスプリングS馬のピコチャンブラックを破っています。
前走の皐月賞ではスタートで不利がありながら3着に入り、強いところをみせてくれました。中山競馬場よりも東京競馬場のほうが合うと言われていた馬なので、日本ダービーではかなり期待が持てそうですね。
そしてホープフルSで2着、皐月賞で4着のジョバンニは惜敗が多いものの、常に安定感のある走りを見せている印象。実際に敗れた相手もクロワデュノールやエリキングのような強豪馬ですからね。
他には、現時点で3戦3勝のファンダムにも期待が集まります。第一線で活躍している馬との勝負が少ないので能力はよくわかりませんが、負けていないため無限の可能性を感じさせてくれます。
皐月賞2番人気のサトノシャイニングや5月4日に行われたプリンシパルSを勝ったレディネス、弥生賞馬のファウストラーゼン、京都新聞杯を制したショウヘイなども怖い存在でしょう。もちろん挙げなかった馬もダービーに出走するような馬ですから期待ができる馬ばかりです。
皐月賞前時点ではクロワデュノールが圧倒的に抜けた存在でしたがミュージアムマイルに敗れたため、日本ダービー時点では状況が大きく異なり、ある種混戦ムードも漂っています。
絶対的王者のような馬の誕生が見られるのか、それともギリギリ制するような混戦ムードが今後もこの世代で続くのか…すべては日本ダービー次第といっても過言ではないでしょう。競馬予想には暴露王のサイトがおすすめです。