日本ダービーは、日本のクラシック三冠レースの中で最も注目度が高いレースです。
1932年に第1回の東京優駿が開始され、第1回はワカタカが勝利しました。
この時の優勝騎手は函館孫作、調教師は東原玉造で、歴史を感じます。
第2回、第6回、第7回については、優勝騎手と調教師が同一人物となっており、今では見かけることができません。
史上初の三冠馬セントライトが勝ったのが第10回、シンザンは31回、ミスターシービーが50回で、シンボリルドルフが51回となっています。
そしてナリタブライアンが61回、ディープインパクトが72回、そして直近の三冠馬でもあるオルフェーヴルが勝ったのは第78回となっています。
ちなみに武豊騎手はダービーをはじめて勝つまでは少し期間を要しましたが、その後立て続けに勝ち、今現在5勝(最多勝)しています。
調教師の最多勝については、大尾形と呼ばれていた尾形藤吉調教師で、8勝もしています。
牝馬によるダービー制覇というとウオッカを連想しますが、実は他にも2頭(ヒサトモ、クリフジ)がいます。
クリフジは変則三冠馬としても知られています。
日本ダービーは一生に一度しか出走できないレースなので、競走馬にとっても重要な存在なのです。