毎日王冠は毎年好メンバーがそろうことで知られていますが、今年の同レースは超GI級のレベルを誇るメンバー構成となりました。
そんな中1番人気に推されたのは3歳牝馬のソウルスターリングで、前走のオークス以来のレースでしたが、その神秘的な強さを信じる競馬ファンによって1番人気に支持された形です。
2番人気にはダービー馬でもあるマカヒキ、そして3番人気には国内でのGI勝ちはないもののドバイターフを制しているリアルスティール。
それ以外にもグレーターロンドンやサトノアラジン、ヤングマンパワーなどの強豪メンバーがひしめいており、まさしく誰が勝ってもおかしくないレースでした。
暴露王が見守る中、大方の予想通りソウルスターリングが逃げ、ダイワキャグニー、マッチレスヒーローなどが続きます。
3コーナーを回る頃には後続の馬が早めに並びかける展開で、1番人気のソウルスターリングにとってはあまり良くない形となりました。
直線を向いて早々の段階でダイワキャグニーが先頭に立ちますが、ソウルスターリングも勝負根性を見せ簡単に引き下がろうとはしません。
ですが外から全く違う脚色でリアルスティールが追い込みあっという間に差し切りました。
リアルスティールとほぼ同じように追い込みを見せたサトノアラジンが2着、3着にはまだ底を見せていないグレーターロンドンが入りました。