4月7日に阪神競馬場で開催された暴露王待望の桜花賞は、天候は晴れの中、良馬場で行われました。

阪神ジュベナイルフィリーズの上位3頭が揃って出走し、他にもトライアル路線などを経由して出走する馬たちもたくさんいました。

1番人気はアスコリピチェーノ。
昨年の阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬であり、新潟2歳Sも勝利し、そのうえ3戦3勝の無敗で挑むわけなので圧倒的な人気に推されそうですが、単勝オッズは3.5倍でした。

2番人気は阪神ジュベナイルフィリーズでクビ差2着に敗れたステレンボッシュです。
阪神ジュベナイルフィリーズで出遅れなどがあり理想的なレースができなかったこともあって、桜花賞ではアスコリピチェーノを逆転するのでは…という期待感も渦巻いていました。

3番人気は川田騎手が騎乗し、前走クイーンCを制したクイーンズウォークで、4番人気は昨年のアルテミスSの覇者チェルヴィニア。

5番人気のコラソンビートまでが10倍以内の人気圏内となっていて、無敗のGI馬がいる割には割れた人気となりました。

桜が咲き誇る中、若き乙女たちがゲートに入り発走。
大きな出遅れはなく、岩田騎手騎乗のショウナンマヌエラが内の馬を見ながら徐々に先頭に立ちます。

馬群はほぼひとかたまりの状況で3コーナーをカーブし、4コーナーから直線に向かいます。逃げるショウナンマヌエラがコーナーワークの影響もありしばらくは先頭を維持しますが、終始2番手にいたエトヴプレが交わし去って先頭に立ちます。

しかし残り100m地点あたりで外から来たステレンボッシュがあっという間に交わし、先頭に立ちます。

そして唯一のGI馬であるアスコリピチェーノもその外から追い込んできますが、優勝したステレンボッシュに届かず2着。ゴール前で外からライトバックとスウィープフィートもやってきて、それぞれ3着と4着に入りました。

2番人気と1番人気で決まったものの、3番人気のクイーンズウォークは8着、4番人気のチェルヴィニアは13着、5番人気のコラソンビートは16着に敗れています。

まだまだ幼い状況でこれからどんどんと成長する余地がある若駒ですから、今後は知らぬ間に勢力図が一変する可能性もありますよね。それに適性の問題もあるので、オークスでは今回力を発揮できなかった馬の活躍も見られるかもしれません。

それにしてもモレイラ騎手は騎乗技術も素晴らしく、与えられたチャンスをしっかりとものにしますね。

暴露王で競馬の有力情報ゲット