アキヒロという名前の馬が2016年の8月9日にフランスデビューを果たしました。
日本的な名前ですが、この馬は日本生産馬で、父はあのディープインパクトです。
有名な馬産家、馬主でもあるヴェルトハイマー兄弟が自身の繁殖牝馬を日本に送り込んで生産されたのがアキヒロ。
デビュー戦では優勝を果たしましたが、1位入線したのはアキヒロではなくて別の馬でした。
しかし進路妨害があったということで、アキヒロが繰り上がりの1着となり、無事優勝を果たすことになりました。
現地でも高い評価を得ているようなので、来年のクラシック戦線は非常に楽しみですね。
ディープインパクト産駒は日本で猛威を振るっていますが、海外で走っている産駒は数少ないので、アキヒロが活躍するとディープインパクトや日本競馬そのものの評価もうなぎ上りになります。
血統的にはダービーも問題なく走ることができそうなので、史上初の日本生産馬によるヨーロッパのダービー制覇に期待が持てます。
今後このように海外で走る日本産馬が増えてくると楽しくなりますし、国際化しているという実感がわくのではないでしょうか。
日本競馬界はまだまだ閉鎖的な部分もあるので積極的にいろいろと活動をしたいです。