強いダート馬は牡馬が多く、今は牝馬の強豪ダート馬が非常に少ない状況です。しかしそんな中2017年にクイーンマンボが関東オークスで圧巻の走りを見せ、一躍次世代のダート女王に名乗りをあげました。クイーンマンボは父がマンハッタンカフェ、母父シンボリクリスエスという血統です。

その後出走したレディスプレリュードでは古馬牝馬のダート女王のホワイトフーガ相手に1.6秒差をつける圧勝劇を見せ、世代交代を成し遂げるかに思われました。ですがその後故障発生してしまい、泣く泣く休養生活に入ることになりました。

その復帰戦として選ばれたのが4月11日に船橋競馬場で開催されたマリーンCで、このレースにはクイーンマンボの他にも同世代のアンジュデジールやミッシングリンク、ヤマニンアンプリメなども出走していましたが、ブランクがあるにもかかわらず圧倒的1番人気に推されました。レースは逃げたアンジュデジールが逃げ切り勝ちを収めて、残念ながらクイーンマンボは2着に敗れてしまいましたが、長期休養明けですのでこの結果は致し方ないかもしれないと暴露王は捉えました。

次走はJRAの平安Sを予定していますが、このレースはJRA所属の強豪牡馬も出走するので現在の実力を測定する意味でも楽しみです。