3歳馬のマイル王を決めるNHKマイルCが東京競馬場で開催されました。

1番人気は前哨戦のアーリントンCを制したタワーオブロンドンで、2番人気は毎日杯でブラストワンピースに敗れたもののそれ以外は負け無しのギベオンでした。その他にも桜花賞に行かずにクイーンCからNHKマイルCに参戦したテトラドラクマや実力を秘めているパクスアメリカーナなども有力視されていました。

暴露王が見守るレースは牝馬のテトラドラクマが逃げる展開となり、それに続く形でダノンスマッシュやミスターメロディなどが続きます。4コーナーを回り最後の直線に向いても逃げるテトラドラクマがリードしますが、外からダノンスマッシュやミスターメロディが襲いかかろうとします。

そんな中ギベオンが先頭に立ち、他の馬たちの猛追もしのいでいました。このままギベオンが先頭でゴールインかと思われたところに、外からケイアイノーテックがすごい脚でやってきてゴール前で差し切りました。藤岡佑介騎手はこれが嬉しい初GI勝利となり、ついにGI未勝利ジョッキーから脱出したわけです。

2着になったギベオンも間違いなく強いですし、今回敗れた馬の中にはペースが向かずに自分の力を出せなかった馬も多数います。そのためすべての馬が次走以降に巻き返す可能性があるでしょう。