ルヴァンスレーヴがチャンピオンズCで古馬を圧倒
現役の芝チャンピオンはアーモンドアイ、ダートのチャンピオンはルヴァンスレーヴというのが一般的な競馬ファンの意見かもしれません。マイルチャンピオンシップ南部杯でゴールドドリームを破り、チャンピオンズCでも圧勝しています。この馬の実力は計り知ることができず、このまま成長すれば間違いなく歴史に名を残す馬になるでしょう。
チャンピオンズCでルヴァンスレーヴは単勝オッズ1.9倍に推され、2番人気のケイティブレイブは5倍ちょうどでした。3歳馬にもかかわらずここまで人気を集めること自体が脅威ですし、2着のウェスタールンドに2馬身半差を付けて勝利するというのも末恐ろしいです。
レースはJBCレディスクラシックの女王アンジュデジールが逃げ、ルヴァンスレーヴは終始前目での競馬でした。実際にアンジュデジールもうまく逃げ粘り4着となっていますが、ゴール直前で最後方から追い込んできたウェスタールンドの力もかなりのものでしょう。ルヴァンスレーヴのこの勝利のおかげでデムーロ騎手の不調も終わりを見せたようで何よりです。
年が明けルヴァンスレーヴも古馬となるわけですが、フェブラリーSやチャンピオンズC、そして交流競走をたくさん勝ち、もしかするとドバイワールドCやブリーダーズCクラシックなどに挑戦するかもしれませんね。
ルメール騎手が武豊騎手の年間最多勝記録を更新
ルメール騎手がJRA所属になって数年経過しましたが、当初より爆発的な成績を収めています。以前武豊騎手が作った前人未到の年間212勝という記録。この記録を2018年にルメール騎手が更新しました。最終的には215勝敏、JRA賞の騎手部門すべてを独占するに至りました。獲得賞金と勝率、そして勝利数がトップになると騎手大賞と呼ばれるものが付与されます。
この記録は非常に偉大で、簡単に達成できるものではありません。2005年に武豊騎手が212勝を記録したわけですが、ルメール騎手という怪物がいなければこの記録は恐らく10年後にも不滅の記録として存在していたでしょう。勝利数のみならず勝率や獲得賞金もトップを獲得するというのは非常に難しいことで、ルメール騎手の素晴らしさが分かります。デムーロ騎手やその他短期免許の海外ジョッキー、日本の武豊騎手をはじめとしたトップジョッキー相手にここまでの成績をあげるというのは恐るべきことです。
まだまだルメール騎手は39歳のため今後も大活躍をしてくれるでしょう。武豊騎手がこれまでに作り上げてきた偉大な記録を次々塗り替える可能性に暴露王も期待しています。これからも外国出身のジョッキーの躍進は続いていくでしょう。