5月7日に東京競馬場でNHKマイルCが開催され、翌週の14日にはヴィクトリアマイルが行われました。

5月7日、東京競馬場でNHKマイルC

NHKマイルCは3歳馬のみが出走可能なマイルGIで、ヴィクトリアマイルは4歳以上の牝馬が出走可能なマイルGIです。圧倒的人気の馬が不在の状況だったNHKマイルC。1番人気のカルロヴェローチェは押し出された感じで単勝5.7倍。鞍上がレーン騎手ということで人気になった側面もあるでしょう。

2番人気のエエヤンはニュージーランドトロフィーを制して挑む馬で、単勝オッズは5.8倍。

3番人気は武豊騎手が騎乗するオオバンブルマイで6.1倍、4番人気は朝日杯フューチュリティSの勝ち馬ドルチェモアの7.6倍…という感じで続きます。

10倍以下圏内の馬が6頭いるという混戦状態の中ですがレースがスタートし、一部の馬は出遅れましたが最終的には1枠1番のフロムダスクがハナを切ります。そしてオールパルフェが続き、ショーモン、ユリーシャ、なども同じような位置に。

暴露王が見守る中、3コーナーと4コーナーをカーブし最後の直線に入り、すぐに横一線の状況に。タマモブラックタイが一瞬抜け出しますがすぐに他の馬が襲ってきて、シャンパンカラーが最終的に抜け出します。

しかし外からウンブライルがすごい脚で追い込んできたため、見応えのあるレースとなりました。

3着にはオオバンブルマイが入り、人気順は「9→8→3」という状態だったため、3連単の配当は260,760円となりました。

シャンパンカラーで勝利した内田博幸騎手は久しぶりのGI勝利になりましたね。

5月14日、東京競馬場でヴィクトリアマイル

ヴィクトリアマイルは、昨年の2冠馬であり、前走の大阪杯で牡馬相手2着に入った実績を持つスターズオンアースが1番人気でした。秋華賞の3着から勝ちきれていませんが、この2戦とも出遅れての僅差負けなのでスタートさえ決まればチャンスも十分。

2番人気は4歳牝馬のナミュール。3歳時のチューリップ賞以降勝利はないものの、GIでの2着や3着がある実力馬です。

3番人気はディフェンディングチャンピオンのソダシ、4番人気は昨年の安田記念を制したソングラインでした。

スタートが切られると内からスルスルとロータスランドが予想通り逃げ、人気のソダシやサウンドビバーチェ、アンドヴァラナウトも前目の位置取り。

道中それほど大きな動きはありませんが、3コーナーをカーブするあたりから騎手の手が動き始め、直線に入ると一斉に先頭を走るロータスランドを目指して必死で走ります。

まずは白毛のソダシが悠然と抜け出しかけますが、内から襲ってきたのは昨年の安田記念勝利馬のソングライン。やはり力がありますね。

ソングラインが優勝し、2着にはソダシが入り、そして1番人気のスターズオンアースは3着でした。

暴露王で競馬の有力情報ゲット