ダートの強豪馬を決めるレースは日本にいくつもありますが、JRAのGIレースは2つだけです。今回は2023年のチャンピオンズCに出走予定の有力馬について紹介します。
まず紹介すべきはレモンポップでしょう。今年のフェブラリーSを勝利し、そして先日開催されたマイルチャンピオンシップ南部杯も制していますからね。昨年はチャンピオンズCに出走しておらず、今年が初参戦です。
デビュー以来1着が圧倒的に多く、次いで2着、そしてそれ以外の着順は10着が1度あるだけです。これまでに走ったレースの最長距離は1600mなので、1800mは初挑戦です。
他にはクラウンプライドにも注目すべきでしょう。前走のコリアCは日本の強豪馬グロリアムンディに対して10馬身差をつけています。3歳時にはUAEダービーを制覇し、JBCクラシックやチャンピオンズC、帝王賞でも2着になった実績があります。
その他には歴史的快挙を達成したパンサラッサも出走表明をしています。ドバイターフとサウジカップの両方を制しており、ここも勝つようであればかなり大きなニュースになりますね。他にはハギノアレグリアス、ドゥラエレーデ、ヴィクティファルス、グロリアムンディなども出走予定です。
ハギノアレグリアスは、前走のシリウスステークスでアイコンテーラーを簡単にねじ伏せ、そのアイコンテーラーが11月初旬のJBCレディスクラシックを圧勝するわけですから、今回のチャンピオンズCのレベルの高さがよく分かると思います。
ドゥラエレーデは久しぶりのダート挑戦になりますが、ダートは1勝、2着1回。しかも2着のレースはUAEダービーですから秘めているポテンシャルはかなりなもので、まだまだ底を見せていません。
ヴィクティファルスは初めてのダート挑戦になった太秦Sで、躓きながら見事に勝利し、ダート適性があることを証明しました。
グロリアムンディは上記したように前走はクラウンプライドに敗れましたが、その前はダイオライト記念と平安Sを連勝していて、ダイオライト記念では2着に1.8秒差をつけています。
毎年チャンピオンズCは好メンバーが揃うものですが、今回は新興勢力の馬も含めてかなり層の厚いメンバー構成となりそうです。もちろん今回出走予定ではないダート強豪馬もいますし、東京大賞典を目指す馬もいます。こういった現状を見ていると、一昔前に比べて日本のダート競馬はかなり進歩したと感じます。競馬予想サイトは暴露王をおすすめします。