チャンピオンズCはダート王者を決める12月に開催されるGIレースなのですが、もともとはジャパンカップダートというレース名でした。
このレースが誕生したのは2000年のことでして、比較的新しいGIレースに分類されます。
ダートの本場でもあるアメリカからも遠征馬がたくさんやってきていましたが、それらを含めて、過去のチャンピオンズC(JCダート)で最も衝撃を与えてくれたのは間違いなく日本調教馬のクロフネです。
クロフネは2歳時から注目されていましたが、3歳の秋に武蔵野Sで1.4秒差の圧勝をし、続くJCダートでも1.1秒差の圧勝劇を演じました。
日本競馬史上最高のダート馬で、海外のBCクラシックやドバイWCに勝ってもおかしくないと考えている競馬ファンも多いです。
いざドバイへ!という中、故障が発見されて引退して種牡馬入りとなりましたので、どれだけ強かったのかという詳細は分かりませんが、衝撃を与えたのは事実です。
実際にダートレースで負かした馬の中には強豪馬もたくさんいたので、クロフネは歴史的な名馬です。
それにクロフネは、ダートGIだけではなくて、芝のGI(NHKマイルC)を勝っているのも素晴らしいですね。