マイル路線の最強牝馬アルファセントーリが圧巻のレースを見せる

8月12日にフランスのドーヴィル競馬場で開催されたジャックルマロワ賞は日本のジェニアルが武豊騎手とのコンビで出走を予定していたため注目されていました。しかしアクシデントにより出走回避しましたが、日本では馬券発売もなされ話題になりました。

全部で11頭が出走しましたが1番人気は今年のアイルランド1000ギニーとコロネションS、ファルマスSを制しているアルファセントーリでした。
その他にもウィズユーや Cascadian、アクシデンタルエージェント、レコレトスなども出走していましたが、レース内容は圧巻でした。
1番人気のアルファセントーリが危なげなく2着のレコレトスに対して2馬身半差をつける圧勝で、2着と3着の間は3馬身半ありました。

勝利したアルファセントーリはまだ3歳の牝馬なので、今後の活躍次第では歴史的名牝の仲間入りをするかもしれません。
父はマスタークラフツマン、母父はラーイという血統でデビュー以来主戦のC.オドノヒュー騎手が騎乗し続けています。

ジェニアルの今後の活躍次第ではアルファセントーリと同じレースで走る可能性もあるので、それを楽しみにしておきたいです。
ジャックルマロワ賞といえばタイキシャトルが制した日本人にとって馴染み深いレースなので、来年以降も注目したいです。

暴露王注目 レパードSはグリムが競馬で優勝を果たす

8月5日に新潟競馬場で開催されたレパードSは、ダートの1800mの競走で3歳馬がしのぎを削りあいました。

1番人気に推されたのはルメール騎手が鞍上で近走勝ち星こそないもののジャパンダートダービーで3着などに入っているグレートタイム、2番人気は今年の伏流Sを勝ち、昨年の北海道2歳優駿を制しているドンフォルティス。
そして3番人気はデビュー戦で芝を使われて、2走目の未勝利戦からダートを使われ2連勝中のアドマイヤビクターでした。
これらの他にも有力馬は多数いて、誰が勝利してもおかしくないレースでした。

レースは内田博幸騎手鞍上のグリムが逃げの手を見せ、それに続く形で人気薄のフロリアヌス、ビッグスモーキーといった隊列です。
4コーナーをカーブして最後の直線に入っても逃げるグリムが先頭に立ったまま。
しかしその他の馬たちも襲いかかろうとします。特に10番人気のヒラボクラターシュの脚がすさまじかったもののこれを首差凌いでグリムが逃げ切りました。
最後はグリムとヒラボクラターシュの一騎打ち状態となり、3着にはビッグスモーキーが入り、3連単の配当は671,670円と大荒れでした。

現3歳世代のダート王者にはルヴァンスレーヴという怪物もいるので、これらの馬が良いレースを見せて欲しいです。