10月14日に東京競馬場で府中牝馬S、10月26日に京都競馬場でスワンSが開催されました。両方ともG2レースであり、今年も楽しみなメンバーが勢揃いしてくれました。

まず府中牝馬Sは1番人気がプリモシーン。今年のヴィクトリアマイルで2着に入り、前走の中京記念は3着。牝馬限定戦のG2であれば1番人気になって当然でしょう。

2番人気は2歳時にGIを勝利しているラッキーライラックで、この馬はヴィクトリアマイルは4着に敗れたので、ここで雪辱を遂げたいところです。3番人気は2017年の府中牝馬Sを勝っているクロコスミア。エリザベス女王杯で2年連続2着に入った実績を持っているので期待するしかありません。4番人気以降はスカーレットカラー、ディメンシオンという順に。

スタートが切られると真っ先にジョディーがハナを切りますが、その後すぐエイシンティンクルが交わして単独先頭に立ちます。道中はそれほど順番が入れ替わることなく推移し、ついに4コーナーをカーブして直線に向かいます。残り400m地点を過ぎてまずはラッキーライラックが先頭に立ちます。

必死で粘るものの内と外から馬が押し寄せ、最終的には外からやってきたスカーレットカラーが見事に差し切ります。2着が同じくゴール前で伸びたフロンテアクイーン、3着はラッキーライラックです。1番人気のプリモシーンはなぜか最下位に敗れてしまいましたが、次走はマイルCSを予定しているため体調に問題がなかったのでしょう。

スワンSは1番人気がこの舞台を得意としているダイアトニックで、2番人気は安田記念を制しているモズアスコットです。そして3番人気には7歳馬のグァンチャーレ、4番人気は徐々に力をつけてきているアマルフィコーストでした。

スタートが切られると、セイウンコウセイが好スタートでしたが、対照的にロードクエストとムーンクエイクは出脚が付きません。逃げたのはイエローマリンバ、2番手はセイウンコウセイという形。

4コーナーを回って最後の直線に入ると、逃げるイエローマリンバ目掛けて他の馬たちが続々とやってきます。特にトゥザクラウンの勢いがすさまじく一旦先頭に立ちますが、残り100mあたりで外から複数の馬がやってきます。最終的にはダイアトニックが優勝し、2着はハナ差でモズアスコット、3着はマイスタイルでした。ダイアトニックはまだ4歳馬。父がロードカナロアということもあり今後も大いに期待が持てそうです。